賢く利用したい
少部数印刷での格安サービスを提供している業者のほとんどでは
オンデマンド印刷機といって、版を作らないタイプの印刷機を利用して、
版の作成にかかるコストを省略しています。
つまり、今まででは、一度に大量の印刷をすればするほど、
一枚あたりの印刷コストは安くなっていたわけですが、
最近の格安印刷サービスでは一括発注しても
それほど大きく割り引かれるわけではないという点には注意が必要です。
格安印刷サービスは料金体系に注意して、賢く利用したいものですね。
受注競争が激化している
格安印刷サービスが増えてくるにつれて、
格安印刷サービスの中でも受注競争が激化しているようです。
印刷だけであれば、10部や20部といった極少部数の印刷でも、
コピー機でのコピーと変わらない料金で、
光沢紙を使った印刷ができてしまったりします。
これだと、自社でプリンターを使って出力するよりも
低価格になりますので、いったい、本当に印刷会社は
儲けが出ているのかということですら気になってしまうぐらいです。
印刷データ
普通の印刷会社にデザインから依頼した場合、
特別な契約でもない限りは印刷データを
譲ってもらうということはできません。
ですから、いずれ格安印刷サービスの業者を
利用することを念頭に置くならば、デザイン料がかかっても、
印刷データを納品してもらえるデザイン会社への発注が必要になってきます。
また、もともとのデザインは業者に作ってもらうとしても、
文章の一部を差し替えたりすることは、
ソフトウェアさえあれば誰でもできますので、
必要に応じてそういう工夫をしてみると、
今までよりも大幅なコストカットがかのうになるでしょう。
印刷物のデザイン
格安印刷サービスで注意したいのが、
ほとんどのサービスで完成データを入稿する必要があるということです。
印刷データとしては、Adobe社のイラストレーターという
画像処理ソフトのデータが一般的です。
そのため、印刷物のデザインも頼みたければ、
デザインもしてくれる印刷会社を使うか、
デザイナーに依頼して印刷データを作成してもらう、
あるいは自前で印刷データを用意する必要があります。
インターネットの出現
格安印刷サービスでは、
インターネットのホームページ上で
リアルタイムに見積もりがとれるため、
一見の客であっても、他の客と同じ最安の価格で
印刷サービスが提供されることや、
価格交渉を行なう手間も必要ないことから、
非常にスマートに印刷物を発注することができるというのも
メリットとなります。
従来の印刷業界というと、過去の取引回数や、
印刷内容、枚数などから総合的に見積もりを出し、
価格交渉を重ねてようやく料金が決定するというような
流れが主流でした。
そう考えると、インターネットの出現によって
サービスの仕組みが変わってきた、ということが言えますね。
印刷料金
格安印刷サービスの多くが、
インターネット上のホームページでの集客を行なったり、
インターネットに広告を出稿したりして集客を図っています。
こういったホームページでは、
印刷料金がばっちり表示されています。
ネットショップでは当たり前の光景ですが、
今までの印刷業界の通例を考えてみると、
多少、異例の光景とも言えます。
というのも、従前の印刷会社への発注では、
印刷内容や使用する紙の種類、
さらに印刷の枚数などの条件によって
印刷費用の見積もりを行ない、
そこから価格交渉により最終的な印刷料金を
決定するといったようなどちらかというと古いタイプの商売が
行なわれていたからです。
オンデマンド印刷
オンデマンド印刷機を利用すると、
基本的に部数に比例したコストしかかかりませんので、
必要に応じて印刷物を用意することができますし、
色合いを変えるとか、文字の内容を変えるなど、
普通であれば版を変えなければ対応できないような変更も、
変更のない場合と同じコストで対応できるのもメリットになるでしょう。
非常に便利な印刷手法といえます。
少部数からの印刷
格安印刷サービスの多くが少部数からでも
印刷物の受注ができることを売りにしています。
これはオンデマンド印刷といって、
オンデマンド印刷機という特殊な印刷機を使った
印刷だからこそできるサービスと言えます。
オンデマンド印刷機というのは、既存の印刷機のように、
版をつくることなく、オペレーション用のパソコンから
印刷データを流し込んで印刷することができる印刷機です。
仕組みは違いますが、レーザープリンターや
インクジェットプリンターといった
パソコン用のプリンターを扱う感覚で高速な印刷ができるのが特徴です。
不況の波
不況の波を受けて、印刷物のコストを切り詰める企業が増えています。
しかし、印刷会社も固定費はかかりますし、
印刷機のローンが終わっていなかったりすれば、
その返済などで現金を回す必要があります。
そのため、売り上げを確保するには
新規顧客の開拓が必要になってくるわけです。
ただでも客単価が下がっていますので、
さらなる顧客の開拓を図るために
印刷料金を下げてでも対応している、というのが、
このところの激安印刷、格安印刷の流れを作っているといえます。
激安印刷サービスが増えている
格安、あるいは激安を謳う印刷サービスが増えています。
この背景にはさまざまな理由がありますが、
一つには昨今の不況の影響があるでしょう。
不況になると、取引先企業の倒産などで、印刷の受注が減ったり、
売掛けの回収不能におちいってしまう印刷会社が多くなります。
また倒産に至らずとも、経営が苦しいために発注ロットが
小口になってしまったり、印刷の単価を減らすために
紙を安いものにしたり、とにかく発注ごと、
顧客ごとの単価が下がってきてしまいます。

